韓経:ドル相場1100ウォン台まで下落した理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.10 08:05
為替相場が1ドル=1200ウォン台から下がり1100ウォン台に進入した。ドルが下がりウォンが上がったという話だ。新型コロナウイルスが世界的に広がってから初めてだ。ドルがこのように下落傾向に転じた理由は大きく3種類と分析されている。韓国の新型コロナウイルスの状況が相対的に良好で、世界市場にドルが多く供給され、世界的に危険資産選好現象が回復しているためと解説される。だが外国為替市場参加者は世界的に新型コロナウイルスが再度拡散するならばドル相場はいつでも急騰できるとみている。
9日のソウル外国為替市場でドル相場は7.10ウォン値を下げ1ドル=1197.70ウォンで取引を終えた。終値基準でドル相場が1100ウォン水準に下がったのは3月11日の1193ウォン以来となる。この日の為替相場は7.80ウォン安の1197ウォンから始まり、午後には一時1195.40ウォンまで値を下げた。だが取引終了間際に下落幅を一部戻した。