サムスン副会長、きょう逮捕状審査…サムスン「危機克服の役割を果たせるように助けてほしい」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.08 10:13
経営権継承を有利に進めるようにサムスン物産・第一毛織の合併に不法介入したという疑いが持たれているサムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)副会長とチェ・ジソン元サムスン未来戦略室室長(副会長)、キム・チョンジュン元美術展室戦略チーム長(社長)など3人に対する逮捕状審査が8日、開かれる。李副会長は朴槿恵(パク・クネ)前大統領へ賄賂を与えた容疑で2017年2月拘束、1年間収監されたが解放されて2年4カ月ぶりに再び拘束の岐路に立たされる。捜査開始後1年8カ月間110人余りを約430回召喚して取り調べ、50件を押収捜索した検察の捜査も問われている。
まず検察は400冊(20万ページ)の捜査記録を前面に出して「物証」を確保したと主張するものとみられる。検察は李副会長のサムスングループ経営権継承と支配力向上のためにグループ次元で組織的に系列会社の合併と不正会計を計画して進めたと判断している。特に、李副会長が2015年サムスン物産と第一毛織の合併を成功させるために株価を意図的に上昇させる「相場操縦」に関与したと判断した。