韓経:金策に奔走する韓国GM、富平物流センター売却
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.05 09:10
韓国GMとルノーサムスン自動車、双龍(サンヨン)自動車など韓国内の中堅完成車メーカー3社が生存のために資産売却に乗り出している。自動車生産および販売に必要な最小限の施設と敷地以外、売れるものはすべて売り払うという雰囲気だ。
4日、韓国自動車業界によると、韓国GMは最近労働組合に仁川(インチョン)富平にある物流センターの敷地を売却すると通知した。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の拡散で販売量が急減しながら資金圧迫が強まっている状況を打開するためだ。会社関係者は「不用資産を処分し、財務状態を改善する必要がある」とし「敷地売却を通じて確保した資金は設備投資などに活用する計画」と説明した。この敷地は9900平方メートル規模だ。売却すれば400億ウォン(約35億円)程を確保することができると予想される。