「風向き合えば100万枚飛ばす」…ビラ散布に強行意思明らかにした脱北民団体
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.04 15:54
北朝鮮が問題にした韓国の脱北民団体のビラ散布に関連し、統一部が中断を強制するための法律を検討していると明らかにしている中で、団体側はビラ散布を強行すると明らかにした。これに先立ち、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長は労働新聞を通じて発表した個人名義の談話で、団体がビラを散布したことに対して強い不快感を表わした。
脱北民団体「自由北朝鮮運動連動」の朴相学(パク・サンハク)代表は4日、中央日報の電話取材に対して、韓国政府がビラ散布自制を要求する立場を出したことについて「統一部は北朝鮮の高射銃(機関銃)挑発に対する謝罪から先に受けるべきではないか」と指摘した。朴氏は「すでに1カ月前に韓国戦争(朝鮮戦争)70周年を迎えて北朝鮮に送るビラをすべて準備してある。その日の風向きの条件さえ許せば、ビラ100万枚を散布する」と話した。