金与正氏「対北ビラに措置講じなければ南北軍事合意破棄」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.04 09:42
韓国の脱北民団体が北朝鮮に向かって飛ばしているビラに対して、北朝鮮が「南北軍事合意破棄」にまで言及しながら不快感を表わしている。
4日、北朝鮮労働党機関紙「労働新聞」によると、金与正(キム・ヨジョン)第1副部長は談話を発表し、北朝鮮に向かって飛ばされているビラを取り上げて「南朝鮮当局が相応の措置を講じることができないなら、金剛山(クムガンサン)観光の廃止に続き、開城(ケソン)工業地区の完全撤去になるか、南北共同連絡事務所の閉鎖になるか、あってもなくても一緒の南北軍事合意の破棄になるか、覚悟を固めておくべきだろう」と話した。