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コロナ禍が作った「アウティング禁止条例」 日本で初めて登場

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.04 08:02
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性的指向や性アイデンティティを本人の同意を得ずに他人が公開する「アウティング(outing)」を禁止する条例が日本で初めて登場する展望だ。

3日、共同通信によると、三重県はこの日、性的少数者(セクシュアルマイノリティ、LGBT)に対する差別を禁止する条例を制定しながら「アウティング禁止」を含めることにした。アウティング禁止を条例に入れるのは47都道府県で三重県が初めてだと共同通信は報じた。

 
同県の鈴木英敬知事は議会本会議で「(アウティングは)当事者の人たちを傷つけるだけでなく、家族関係や就労環境を不安定なものにしたり、友人との人間関係を分断し、孤立に追い込んだりしかねない」と条例制定趣旨を説明した。三重県は今後、関連会議を設置して罰則を入れるかどうかなどを検討する予定だ。

条例の制定に踏み切った背景には、アウティングの被害にあった衝撃で精神疾患に苦しめられたり命を絶つ事例が出てきたことがある。

同性愛者という事実を強制的に暴露された学生が極端選択をした事例もあった。「お前がゲイであることを隠しておくのムリだ」という内容と共にメッセンジャーサービスのLINEグループで実名が明らかになった学生が、結局、学校建物6階から転落して亡くなった。日本メディアはアウティングを口実に職場・学校内の「性的少数者に対する嫌がらせ」はもちろん、脅迫・金品恐喝など2次犯罪も起きかねないと指摘した。

◆コロナを契機に性的少数者イシューを水面上に

新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)も性的少数者イシューを水面上に引き上げた。性的少数者の間では、自身や同性パートナーがコロナに感染した場合、性的アイデンティティが強制的に公開されてしまうのではと思う不安が大きくなっている。

滋賀県の会社員、今倉俊さん(仮名)もその一人だ。今倉さんはこれまでも「ゲイなんて頭がおかしい」というような職場の同僚の言葉に傷ついてきたことから、周囲に性的少数者であることを隠している。今倉さんは「(性的少数者が)調査の過程で相手との関係を感づかれ、カミングアウトを強いられるかもしれないと」と打ち明けた。

韓国でも最近、コロナとアウティング問題が一緒に台頭した。梨泰院(イテウォン)クラブで集団感染が起きながらだ。AP通信は「韓国で同性愛をはじめとする性的少数者嫌悪症が大きくなり、これは少数者のコロナ診断検査を難しくしている」と分析した。ウォール・ストリート・ジャーナルは「保守的な韓国社会で汚名をかぶることを心配して性的アイデンティティを隠して生きている人が多い」と報じた。

性的少数者の不安はまだある。法的婚姻関係ではないため、パートナーの病状を正しく知ることができず、手術の決定などで排除される場合がある。同性結婚が認めらていない日本では、パートナーが病気になって危篤になっても、法的には「他人同士」なので医療・行政面でなかなか介入しにくい。

性的少数者団体である「Marriage For All Japan」共同代表の寺原真希子弁護士は「コロナ禍で顕在化した問題の根本には差別がある」とし「国が同性婚などの権利を認めることで市民の偏見も和らぎ、日本が大きく変わる一歩になる」と話した。

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    コロナ禍が作った「アウティング禁止条例」 日本で初めて登場

    2020.06.04 08:02
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    ソウル江南(カンナム)のクラブの前で客14人が入店を待っている。パク・ヒョンジュ記者
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