韓日大学生「李容洙おばあさんの言うとおり、若者世代の交流を私たちからやろう」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.06.01 08:45
「30年間利用された」という慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんの絶叫は単に尹美香(ユン・ミヒャン)氏(与党「共に民主党」議員)と日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連帯)を狙ったものではなかった。過去ではなく未来に続く話題を投げかけたためだ。韓国と日本の未来世代がもっと活発に交流し、正しい歴史を知るようにしようというのが李さんが提示した新しい人権運動の方向だ。「学生たちが大事なお金と時間を使っているのに、(水曜)集会は憎しみと傷だけを教えている」(5月7日記者会見)というのが李さんの考えだった。日本の若者たちが韓国の謝罪要求を理解できないのは「知らないから」、そのような考えを変えるには「互いに親しくなってこそ、心の奥にしまっていることも話すことができる」と話した(5月25日記者会見)。
このような提案が韓日間の歴史葛藤を解決するための方法になることができるかどうか両国の若者に尋ねた。
韓日中の教育部が主管する交流事業「キャンパスアジア」プログラムに参加し、日本と韓国に留学している5人の言葉に耳を傾けてみた。