【社説】疑惑を全面否認した尹美香氏、辞任が答えだ
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.05.30 14:16
韓国市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)の前理事長で与党「共に民主党」から国会議員に当選した尹美香(ユン・ミヒャン)氏が昨日、初めての公式的に自身の疑惑について釈明し、「国民に深い傷を与え、心配をかけた」と謝罪した。しかし疑惑はほとんど否認した。慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(92)が7日に衝撃的な問題提起をしてから22日後の釈明としては残念だった。
その間、尹氏はもちろん韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)と正義連の過去の活動をめぐる疑惑が芋づる式に出てきたが、親日勢力の悪意的な歪曲にしようと努めた。結局、第21代国会の開院を翌日に控えた金曜日午後に突然現れて23分間、立場表明文を読んだ。しかし一方的な自己弁解で一貫した一度のこうした釈明では、疑惑を解消するまでには至らなかった。