韓国政府が新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）の局面で総選挙を成し遂げた秘訣を米国と共有する。

外交部は２８日、「中央選挙管理委員会は、行政安全部と２９日午前８時に外交部庁舎で米国国務省の米地方国務長官協会（ＮＡＳＳ）関係者とビデオ会議を開催する予定だ」と明らかにした。

今回のビデオ会議は、米国務省を介したＮＡＳＳの要請により実現した。ＮＡＳＳは新型コロナの状況で国会議員選挙を実施した韓国政府の選挙のノウハウの共有を要請した。

外交部は「ＮＡＳＳ側が今年１１月、米大統領選挙を控えて韓国の▼事前投票の進め方▼投票所内の距離の確保・発熱チェックなど具体的な防疫措置▼選挙の進行要員の確保の方法▼新型コロナ感染者の投票方法等について関心を示した」と説明した。

続けて「ビデオ会議の効果を高めるために、会議の開催に先立ち、米国側に投票の進め方と投票所内の防疫措置・物品等に関する資料を提供した」とし「政府は、今後も我々の防疫措置と選挙の実施経験などを他国と共有し続けることにより、新型コロナ対応関連の国際社会の努力に積極的に参加していく予定」と話した。