韓国銀行総裁「前例のない実体経済萎縮…拡張財政が必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.28 17:13
韓国銀行の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁が28日、「財政を拡張的に使う必要があるとみている。長い時期で財政健全性を確保する努力をともに展開するならば政策の妥当性が十分に認められるだろう」と評価した。韓国銀行はこの日金融通貨委員会を開き、今年の経済成長見通しをこれまでの2.1%からマイナス0.2%に大幅に引き下げた。金融危機が押し寄せた2009年6月から11年ぶりのマイナス成長の見通しだ。基準金利はこれまでの0.75%から0.25%下落の0.5%に引き下げた。李総裁はこれについて、「基準金利が実効下限水準に非常に近づいた」と話した。以下はこの日開かれた李総裁との記者懇談会での一問一答。
Q:経済成長率をプラスと予想した4月の金融通貨委員会とは違い今回はなぜマイナス成長を予想することになったのか。