外国人の足が途絶えた韓国済州…ロッテ・新羅、市内免税店休業
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.28 16:01
韓国済州(チェジュ)地域の市内免税店が翌月から休業に入る。新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の余波で外国人観光客の足が途切れたためだ。
ロッテ免税店は翌月1日から済州市蓮洞(ヨンドン)にある市内店を臨時休業することにしたと28日、明らかにした。再開の時点に対して、ロッテ免税店側は「国際的な新型コロナ事態が落ち着き次第」と明らかにして、事実上の無期限休業を決めた。今後、外国人観光客の推移などにより、再開の時期を見極める考えだ。
ロッテ免税店関係者は「今年2月から済州店の営業時間を短縮して運営してきたが、今月の売り上げが前年比95%急減するなど運営に困難を強いられてきた」と話した。ロッテ免税店関係者は「人件費の負担加重に伴う困難で、入店ブランドが撤退することになれば職員も職を失うことになるので臨時休業を決めた」と説明した。