AI・自動運転車を導く頭脳「非メモリー」、韓国のシェアは4%だけ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.28 09:40
米国と中国が半導体をめぐって正面対立することで韓国半導体産業が危機に直面している。米国の特許・装備・技術を使わなければならず、中国の市場をあきらめることもできない。同時に、米国の技術に追いつきながら中国の追い上げをかわす必要がある。半導体業界では米中間新冷戦時代を迎えてメモリーは「半導体コリア」の牙城を守ると同時に非メモリーで一歩を踏み出すための緻密な戦略が急がれると指摘する。
まず、「半導体コリア」の地位を再び考える必要がある。昨年、全世界の半導体市場(売り上げ基準)は4183億ドル(約45兆円)、この中でメモリー半導体が26.7%(1116億ドル)、非メモリー半導体が73.3%(3067億ドル)を占めた(市場調査会社ガートナー)。メモリー30%、非メモリー70%の割合だ。韓国はこの中で30%市場の強者であるだけで、70%市場のシェアは4%に過ぎない挑戦者だ。