放課後のネットカフェにはマスクつけない学生たちの群れ…下校後の防疫「緊急事態」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.28 08:33
27日午前、京畿道城南市盆唐区(キョンギド・ソンナムシ・プンダング)藪内(スネ)小学校では風船をより集めて作ったアーチが子どもたちを迎えた。この日登校した1~2年生は風船アーチを通過して発熱チェックをして手の消毒をした後で学校に入った。外部者の立入が禁止されているため、保護者も校門の外で子どもたちのコロナ後初めての登校を見守った。一人の1年生の児童が校門に入りかけて母親のもとに走り寄ってきた。母親は子どもを抱きしめた後、「大丈夫、頑張れるよね?」と子どもを励ましたあと、再び学校に行かせた。
27日、韓国全域の学校では幼稚園生と小学校1~2年生、中学校3年生、高校2年生など237万人余りの児童生徒がコロナ後初めて登校した。感染の懸念により561校が児童生徒の登校を見合わせる中で、彼らを迎える教室では喜びと緊張感が交錯した。藪内小学校1年生の保護者の一人は「若者層が警戒心を感じていたらもっと早く学校が再開できたはずなのに、深刻に考えておらず残念だ」と話した。