韓経:「慰安婦問題の解決、韓日の学生たちにかかっている…歴史勉強が必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.26 08:49
慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(92)は25日、「韓国と日本の学生たちが親しくなり、正しい歴史を勉強できるようにするのが慰安婦問題を解決していける方法だと考える」と話した。いわゆる「尹美香(ユン・ミヒャン)事態」とは別に、慰安婦問題の解決に向けた運動の方向性自体を変えなければならないという指摘だ。歴史教育をせずに集会で一方的に掛け声を叫んでは慰安婦問題が解決されないという論理だ。
李さんはこの日、大邱晩村洞(テグ・マンチョンドン)のインターブルゴホテルで開かれた2回目の記者会見で「韓日の学生たちの歴史教育と交流関係構築の必要性」を強調した。李さんは「慰安婦問題に対する謝罪・賠償は千年が過ぎて万年が過ぎても日本がしなければならない」とし、「(謝罪賠償の要求など)このようなことをするためには慰安婦問題を正しく分かるように歴史勉強をさせる必要がある」とした。また「未来の歴史の主人になる学生たちに正しい歴史を教育してほしい」として「悔しくも汚名を着せられた私たち慰安婦被害者の問題を解決する人は学生たちだと考える」と強調した。