韓国、2週間で新型肺炎感染者2.7倍増…当局「疫学調査に追いつかない恐れ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.25 07:57
一日に発生する新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による新規感染者がここ2週間3倍近く増加したことが分かった。感染経路が分からない感染者の割合も小幅に増えた。ソウル龍山区(ヨンサング)の梨泰院(イテウォン)クラブ感染の輪が続いたからだ。直ちに疫学調査は非常事態になった。
24日、中央災害安全対策本部によると、ここ2週間(5月10日~23日)一日に平均発生した新型肺炎による感染者は23.2人となった。以前の2週間(4月26日~5月9日)の平均8.7人に比べれば著しく増加した。また、感染経路が分からない感染者発生の割合はここ2週間6.8%で、以前(6.6%)に比べて少し上がった。この日、京畿道富川(キョンギド・プチョン)で30代女性が感染したが、感染経路が確認されなかった。この他、新しい集団発生場所も2件増えた。現在5件だ。
ただし、防疫網内管理費率は80%未満で同じだった。この管理費率は新規感染者の中で自宅隔離状態で感染した患者の割合だ。その分地域社会内感染の恐れが高まっていないということだ。