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【コラム】慰安婦支援団体「正義連」の堕落は避けられなかったのか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.20 10:53
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人間のすべての革命は必ずその当初の約束を裏切ることになるのか。すべての革命の成果は権力に飢えた支配エリートの手に必ず掌握されるのか。権力の堕落は人間社会の避けられない条件なのか。

ジョージ・オーウェルが熟考したテーマだ。「革命の離反」だ。『動物農場』(ド・ジョンイル訳)はその結果であり、より良い世界を叫んだ人たちが独裁集団に堕落するまでだ。流して渡した瞬間が変曲点になった。あらゆるものを共有するという彼ら(豚)がリンゴと牛乳を自分たちの分として流用した時だった。

 
「私たち(豚)は昼夜問わずみなさんの福祉を見守らなければいけません。したがって豚が牛乳を飲んでリンゴを食べなければいけないのは、すなわち『みなさん』の利益のためです。豚がその義務を遂行できなくなればどうなるか分かりますか。ジョーンズ(人間の元農場主)がまた来ることになります。あのジョーンズが!」。

元慰安婦の沈美子(シム・ミジャ)さんの経歴を聞いて思い出した話だ。慰安婦被害者支援市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」の不正疑惑が浮上している中、沈さんが2004年1月に32人の被害者と共に発表した声明(「慰安婦2度泣かせた挺身隊対策協は閉鎖しろ」)が注目された。韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)に向かって「いつ死ぬか分からない慰安婦のおばあさんを歴史の舞台に物乞いとして売って腹を肥やしてきた悪党」と批判する内容だ。「世界平和ムグンファ(=ムクゲ)会」名義だった。

あまり知られていないエピソードの中には、李栄薫(イ・ヨンフン)元ソウル大教授に沈さんが伝えた文もある。2004年9月、李元教授がMBC(文化放送)討論番組で慰安婦関連の発言をし、社会的に非難を受けた時だった。沈さんは「世界平和ブグンファ会33人の代表」として自己紹介し、このような趣旨の文を残した。

「私たちを代弁しているという挺対協やナヌムの家といういんちきな団体が、私たちを足で蹴飛ばし(私たちの)人権と名誉を踏みにじり、私たちを泥沼に蹴落としながら、反倫理的、反道徳的に私たちの首を絞めている。(中略)挺対協やナヌムの家に行って心にない謝罪をするのではなく(慰安婦おばあさんという)歴史的生き証人に会ってほしい。(私たちと)考えが同じなら、力なく死んでいく私たちを助けてほしい。藁をもつかんで哀願したい心情」。

実際、沈さんは1990年の月刊誌のインタビュー(『恥辱と絶望の人生克服、国の独立ために生きた沈美子おばあさん」)を通じて、元慰安婦であることを用心深く公開した。最初の証言者として知られる金学順(キム・ハクスン)さんより一年早い。そして91年10月、ラジオ番組で「慰安婦は民間業者が連れて行ったのであり、日本軍は関与しなかったと日本政府が主張している」という話を聞いて、放送局に抗議の電話をした。

沈さんに10回ほどインタビューをしたという伊藤孝司氏は「この時からおばあさんの長い戦いが始まった」とし「集会やデモの場所にはいつも沈さんの姿があった」と語った。13年かかって日本の最高裁判所から旧日本軍慰安婦という決定を受けたのもその一つだった。その沈さんが普段から話していたことだ。「私は日本軍慰安婦だったというのが恥ずかしいとは思わない。そのようにした日本が悪いのであって、私は何も間違っていない」。

伊藤氏によると、90年代初めまで沈さんと挺対協は同行した。挺対協が傘下に「ムグンファ姉妹会」の結成を提案し、おばあさんの投票で沈さんが会長に選出された。沈さんは水曜デモでマイクを握ったりした。そして94年5月に沈さんが集会をやめると述べ、挺対協と決別した。その後は内部告発者の道を歩んだ。2008年に死去した沈さんの姿について、ある知人は「退いてから一人で静かに暮らしながら遺言(7000枚分)を書いた」と話した。

もう正義連は権力であり聖域になった。活動家が長官になり、国会議員になった。事実上、牽制を受けなかった。正義連に向けた批判は「親日」として罵倒されたりするからだ。最近の疑惑を見ると、正義連も絶対権力の航路にたどっていくようだ。「被害者」を語ってきたが、事実は「一部の被害者」、特に自分たちの意に従う「被害者」と一緒にしたことが明るみに出ている。自分たちに逆らえば、たとえ被害者(沈さん)であっても被害者のための造形物(「記憶の場」)から排除した。真実を自分たちが規定した。沈さんが16年前に告発し、李容洙(イ・ヨンス)さんがまた告発したのだ。善意であり正義だった団体の変質だ。

『動物農場』の終わりはこうだ。「豚の顔にどんな変化が起きたのかようやく分かった。外の動物たちは豚から人間に、人間から豚に、また豚から人間に視線を移した。しかし誰が豚で誰が人間なのか、どちらがどちらかすでに見分けがつかなかった」。

コ・ジョンエ/政治エディター

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