韓経:韓国大型病院の不明の感染源…蘇られた「MERS悪夢」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.20 10:18
ソウル江南区逸院洞(カンナムグ・イルウォンドン)のサムスンソウル病院で勤めていた看護師4人が相次ぎ新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の感染が確認され、梨泰院(イテウォン)クラブ集団感染に続き「病院発集団感染」に対する懸念の声が高まっている。2015年中東呼吸器症候群(MERS)事態当時、全体感染者186人の半分に近い85人の感染者がサムスンソウル病院から確認されたことがあり、あの時の状況が繰り返されるのではないかという声も上がっている。
サムスンソウル病院関係者は19日「MERS事態を契機に病院内感染管理を大幅に強化したが、医療スタッフの中で感染者が発生して当惑している」と話した。2015年MERS事態の時は救急室に来たある患者が85人を感染させた。一カ月程度休業が余儀なくされ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が対国民謝罪まで行った。