韓経:ビジョンファンドで1.4兆円の損失出した孫正義「イエスも生前には非難受けた」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.20 08:22
「イエスも生前には誤解を受け非難された」
ソフトバンクグループの孫正義会長が莫大な投資損失について説明し、自身をイエスと比較して議論が起きている。孫会長は18日のカンファレンスコールで一般大衆の見解と彼が見るビジョンの間に差があるかとの質問にこのように答え、「ビートルズも最初のころは人気がなかった」と付け加えた。ソフトバンクの業績が良くなれば評判も良くなるという意味でした話だが、インターネットコミュニティなどでは「イエスは赤字を1兆4000億円も出すことはなかった」という嘲弄が続いている。
ソフトバンクグループは1~3月期に1兆4381億円の赤字を出した。四半期基準で日本企業史上最大規模だ。赤字の原因はソフトバンクグループのベンチャーキャピタル(VC)のビジョンファンドだ。10兆円の資金を運用するビジョンファンドで1兆8000億円の投資損失が発生した。投資対象88社のうち50社の価値が新型コロナウイルスの余波で下落したためだ。孫会長は、「ユニコーンが、次々とコロナの谷に落馬している大変な危機」とした上で、「私がばかでした。私が見損ないました」として米オフィスシェア会社ウィーワークへの投資失敗を公式に認めることもした。