韓経:ソニー、世界初のAIイメージセンサーを開発
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.15 09:29
ソニーが世界初の人工知能(AI)を内蔵したイメージセンサーを開発した。クラウドシステムなどを介さずにイメージセンサーから直接、多様なデータを処理することができるのが特徴だ。イメージを捉えて人の数を数え、マスクをしていない人がいたら警告メッセージを送ることもできるということだ。
米国情報技術(IT)専門メディアのエンガジェットやブルームバーグ通信などによると、ソニーは14日、AI技術が搭載された1230万画素イメージセンサーIMX500、IMX501などを発表した。これらのセンサーはデータを処理するロジックプロセッサとメモリを統合し、1つの小さなコンピューターの役割をするのが特徴だ。センサーから直接関心対象を識別・分析し、人の数などを数えることもできる。クラウドシステムなどを活用せずに直接、匿名データを送ることができるため個人のプライバシーとデータのセキュリティを高めるのに役立つと同社は説明した。