親日・反日のフレームの中で陣営対決に進む「尹美香議論」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.13 17:43
正義記憶連帯前理事長の尹美香(ユン・ミヒャン)氏をめぐる議論が陣営間の全面戦争の様相に突き進む雰囲気だ。尹前理事長自ら「すべて暴露されたチョ・グク前法務部長官が思い出される」と話してから政界では第2のチョ・グク・スキャンダルを連想させるという反応まで出ている。親日対反日のフレームとともに保守対進歩の陣営大戦の様相が広がっているためだ。
◇決戦の様相の中、与党内に溝…チョ・グク大戦に似る
「共に民主党」を筆頭とした汎進歩陣営は尹前理事長に向けられた疑惑提起を親日勢力の攻勢と受け止め「尹美香援護」に出た。民主党の金斗官(キム・ドゥグァン)議員は13日にラジオのインタビューで尹前理事長に向けられた批判を「保守陣営の無差別攻撃」と規定し、「保守側は進歩的議題が不都合なのだ。まだ清算されていない親日勢力が韓国社会のあちこちにある」と主張した。尹前理事長に向けられた問題提起を親日勢力の攻撃とみなした格好だ。