韓国未来統合党、元慰安婦支援団体代表に「おばあさんの痛みまで利用」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.11 15:29
正義記憶連帯の元理事長で先月の総選挙で国会議員に当選した共に市民党の尹美香(ユン・ミヒャン)氏に向けた野党の攻勢が強まっている。尹氏が韓日慰安婦合意を事前に認知していたかどうか、日本の支援金の受領を望む一部の慰安婦被害者にこれを受領しないよう説得した疑惑などをめぐってだ。
2016年に日本が拠出した支援金1億ウォンを受領することを望むと、尹氏が受領しないよう説得したという慰安婦被害者の証言を報道した中央日報の記事に関連し、野党の未来統合党は11日、論評を出した。
統合党のファン・ギュファン副報道官は論評で「尹氏は何度か『被害者中心主義』を話した」とし「尹氏の二重の態度と嘘、栄達のために慰安婦のおばあさんの痛みまで利用したという疑惑が提起されるしかない状況」と主張した。尹氏が韓日慰安婦合意を認知した時点をめぐっても攻勢を見せた。「2016年の外交部の非公式言論ブリーフィングには『尹氏と数回意見を交換した』という内容があるという。真実糾明が必要だ」と述べながらだ。