カカオ売上・営業利益が史上最大「コロナサプライズ」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.08 16:00
「利用者が生活の中のどの瞬間でもカカオをファーストウィンドウ(First Window)として信頼してもらえるようにする」
韓国の大手インターネットサービス会社「カカオ(Kakao)」のヨ・ミンス共同代表は7日実績発表カンファレンスコールでこのように話した。この日公開したカカオの1-3月期実績はカカオトークがメッセージをやりとりする単なるメッセンジャーの役割を超えて、生活全般に根を下ろしたビジネスプラットホームに進化した点を立証した。世界経済を焦土化している新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の直撃を受けているはずだが、カカオは四半期別の売上と営業利益ともに歴代最大実績を達成した。1-3月期の売上は前年同期比23%増となる8684億ウォン(約757億円)だった。営業利益は前年同期比219%増となる882億ウォン、営業利益率は10.2%だった。カカオが2桁営業利益率(四半期別)を記録したのは2015年以後5年ぶりだ。
◆「メッセンジャーを越えて多種多様な企業に進化」