「慰安婦は売春の一種」発言の韓国の大学教授、停職1カ月
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.07 14:28
講義中に「慰安婦は売春の一種」という趣旨の発言をして物議をかもした延世(ヨンセ)大学社会学科の柳錫春(リュ・ソクチュン)教授が学校側から停職1カ月の懲戒処分を受けた。柳教授は「懲戒に不服」とし「真実を明らかにするために努力する」と述べた。
延世大学は5日、柳教授に「停職1カ月」の懲戒処分を通知したと発表した。延世大学懲戒委員会は「受講生が性的侮辱を感じ得る表現を使用」したとし、このような決定を下したものとした。
柳教授は昨年9月に専攻科目「発展社会学」の講義中に「慰安婦は売春の一種」と発言し、問題提起した女子学生に「気になるなら、一度やってみますか」と問いかけてセクハラ論争が起こった。この事件は学校の性平等センター(倫理人権委員会)に申告が受理され、教員人事委員会と教員懲戒委員会を経て法人懲戒委員会に回付された。