「金正恩重篤説」に…北、李洙ヨン・李容浩勢力を粛清中(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.04 09:26
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の「健康不安説」は、新型コロナウイルス感染症をめぐる米朝間の神経戦から始まり、北朝鮮外務省内の権力争いの性格を帯びた対外ライン整備作業で終わったとみられると、米朝関係および中朝関係に詳しい中国内の情報筋が3日明らかにした。
金委員長の「身辺異常説」の発端は、金委員長が2011年の執権以降初めて祖父・金日成(キム・イルソン)主席誕生日の太陽節(4月15日)に姿を現さなかったことだ。情報筋によると、金委員長の太陽節行事不参加は新型コロナ拡大事態と関連していたという。