韓経:「変えて、なくして、魅了した」…現代・起亜自動車「コロナの致命傷」避けた秘訣(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.05.01 10:08
世界の自動車会社は1-3月期に衝撃的な成績を出した。新型コロナウイルス感染拡大により自動車販売台数が急減したためだ。メルセデスベンツ、BMW、フォルクスワーゲンなど、大半のグローバル自動車メーカーの1-3月期の営業利益は前年同期比で半分以上減った。米国フォードは赤字を出した。
一方、現代(ヒュンダイ)自動車と起亜(キア)自動車は期待以上の実績を見せ、市場シェアも引き上げた。現代車の1-3月期の営業利益は前年同期比4.7%増加した。起亜自動車は営業利益が25.2%減少したが、昨年1-3月期は通常賃金の戻入という一度限りの営業利益増加という変数を除けば、30%以上増加した。専門家は▼大々的なラインナップ交換▼消費者の嗜好を積極的に反映▼インセンティブの現実化を秘訣に挙げた。
30日、自動車業界によると、現代自動車と起亜自動車は最近ラインナップを大幅に変更した。小型セダン(現代アクセント、起亜車プライド)は果敢に整理した。代わりにスポーツ用多目的車(SUV)を増やしていった。過去2年間、現代車のパリセードやコナ、起亜自動車のセルトスやテルライド、ジェネシスGV80など、多様なSUVが追加された。