【コラム】「K防疫を越えてK平和…韓米朝と韓中朝の補完を」=韓中ビジョンフォーラム(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.29 13:37
文興鎬(ムン・フンホ)漢陽大中国問題研究所所長=北朝鮮の生物兵器が注目される。最近、米国務省の軍縮資料は北朝鮮の生物兵器プログラム保有に言及した。西欧でウイルスの中国研究室流出説が出てくる中、北朝鮮の生物兵器には中国も強硬な立場を取る可能性が高い。文在寅(ムン・ジェイン)政権の対中国傾斜論が出ている。傾斜が事実なら、中国から何を得たのか分からない。成果もなく誤解を受ける可能性があり、対中国関係のイメージ管理が求められる。
金基正(キム・キジョン)延世大政治外交科教授=レッドラインを越えない北朝鮮の短距離ミサイル発射は、武力増強を主張する北朝鮮内の安保論者と非核化を推進する発展論者の間の政治的妥協と見られる。北朝鮮がレッドラインを越えられないよう、米朝という前輪が動かない状況では後輪の南北チャンネルを稼働しなければいけない。