韓経:韓国防疫当局「コロナ治療剤開発、容易ではない…効果立証された薬はまだない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.27 09:53
韓国防疫当局が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の治療剤とワクチン開発は容易ではないという見解を出した。米国では新型コロナの有力な治療剤候補に挙げられているレムデシビル、ヒドロキシクロロキンなどの効能をめぐり論争が絶えない。
中央防疫対策本部の権ジュン郁(クォン・ジュンウク)副本部長は25日の定例記者会見で、「現在まで治療の効果が立証された新型コロナ治療剤はない」とし「新型コロナの治療剤とワクチン開発は容易ではない」とした。現在、国内で開発中の新型コロナのワクチン、治療剤の候補物質は40個余りだ。権氏は「治療剤とワクチンを早期に確保することができない状況なので、ソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)に積極的に協力してほしい」と要請した。