<新型コロナ>来週から連休…韓国「油断禁物」、日本「いのちを守るSTAY HOME週間」
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2020.04.25 11:37
24日、韓国で新型コロナウイルス感染症の新たな感染者は6人、死者は0人だった。一日の感染者数は2月29日が最多の909人。その後、感染者は減少に転じ、今月18日から一日10人前後となっている。最初の感染者確認(1月20日)から3カ月間続いてきた危機局面が落ちついているが、社会的距離に対する疲労感も同時に強まっている。
しかし緊張を緩めるのは早いという指摘だ。重要な峠が近づいているからだ。釈迦生誕日(4月30日)から子どもの日(5月5日)までのゴールデンウィークが、国内で収束に向かっている新型コロナ感染様相を変える変数になるおそれがある。連休中に済州(チェジュ)に18万人の観光客が訪問すると予想され、防疫当局は緊張している。
すでに今年1-3月期の経済成長率(-1.4%、前年比)は11年ぶりの最低水準となった。国民が生活防疫を通じて「日常生活に復帰」することが避けられない状況だ。政府もこうした局面に合わせて、今後10日間は忍耐力を発揮して社会の安全を守ろうと呼びかけながら、「生活の中の距離を維持する細部指針(草案)」を公開した。