「-1.4%」下り坂の韓国経済…輸出急減で4-6月期が更に心配(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.23 17:05
今後は更に問題だ。4-6月期もマイナスを抜け出すのは容易ではないという見方が優勢だ。新型コロナウイルス感染症の終息以外、これといったカードがないためだ。韓国が通貨危機と金融危機を早くに克服できたのは為替効果による輸出競争力に支えられたからだ。しかし、今は輸出に頼れる状況ではない。関税庁によると、1~20日の輸出額は217億2900万ドル(約26兆8000億ウォン)で、昨年の同期間より26.9%減少した。
地域別では欧州連合(32.6%)、中国(-17%)、米国(-17.5%)、日本(-20%)などだ。韓国の主力輸出市場である米国・欧州などで新型コロナウイルス感染症の確定自己急増し需要が縮小したためだ。少なくとも5~6月までこのような流れが続くものと見られる。パク局長は「海外の主要国は3月から新型コロナウイルス感染症状況が本格化し、世界的な需要の萎縮による否定的な影響を受けるだろう」とし「韓国は内需萎縮の程度が緩和するという期待があるが、3月から雇用市場が悪化しており、悪影響を及ぼす可能性がある」と述べた。