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ゲノム医療権威者「日本、医療崩壊起こりつつある」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.20 06:50
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ゲノム(genome、遺伝体)医療分野の権威者である米シカゴ大の中村祐輔名誉教授が「日本医療は崩壊が起こりつつある」と警告した。

中村氏は19日、東京新聞とのインタビューで、新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に対応した日本の医療状況に対して「崩壊が起こりつつある」と強い危機感を表した。ゲノム医療は人間の遺伝子情報を用いて病気を診断・治療する分野だ。

 
中村氏は「院内感染を避けるため、感染疑いがある患者の受け入れ拒否が増え、限られた救命救急センターで対応せざるを得なくなっている」と指摘した。続けて「その結果、心筋梗塞や脳卒中など緊急治療が必要な患者の受け入れが難しいケースが出ていて、医療崩壊が起こりつつある」と話した。

中村氏は「潜伏期間が長く、感染力が非常に強いウイルス感染はクラスター(感染者集団)を追跡するだけでは抑え込めない」とし「(日本は)検査を絞り込んで医療崩壊を抑えているように見せてきたが、検査を受けられない軽症や無症状の感染者が行動制限などを受けずに感染を広げるのは大きな問題だ」と指摘した。

中村氏は日本政府の新型コロナ対策について「科学的な分析が足りない」と批判した。「真実を知る努力が足りず、科学的な視点の対策が遅すぎる」とし、2月に発生したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」の集団感染事態についての分析も十分に行われなかったという趣旨で話した。あわせて、命に関わる感染症対策の責任者を経済再生担当大臣が務めていることについて、海外からも指摘があると付け加えた。

◆WHO事務総長顧問「日本、科学が政治から独立しておらず対応遅れた」

同日、世界保健機関(WHO)事務局長の上級顧問である英国キングス・カレッジ・ロンドンの渋谷健司教授も、日本週刊誌AERA(アエラ)とのインタビューで、日本政府が構成した専門家会議が機能しているかという質問に「科学が政治から独立していないように見受けられ、これは大きな問題」と批判した。

渋谷氏は、米国立衛生研究所参加の国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長がドナルド・トランプ米国大統領と全く異なる声明を出したことを取り上げて「彼は『自分は科学者であり、医師である。ただそれだけ』と述べた。そういう人物が今の(日本の)専門家会議にはいないようだ」と評価した。また、専門家会議がその機能を果たせず、緊急事態宣言が「1週間遅れた」と診断した。

日本の新型コロナの感染者数と死亡者はどちらも韓国を上回った。NHKが地方自治体の発表を集計した結果によると、18日、日本で584人の新規感染が確認されて、ダイヤモンド・プリンセス号(712人)を含めた累積感染者数は1万1145人に増えた。これは韓国の新型コロナ感染者(1万661人)に比べて484人多い。日本における死亡者も18日、17人増の237人となり、韓国(234人)を上回った。

日本では新規感染者が15日549人、16日574人、17日574人、18日584人など、連日500人以上発生している。特に首都の東京では17日201人、18日181人など200人前後の新規感染者が毎日確認されている。

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