91歳の草間彌生さん「計り知れない魔物と戦ってやる」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.17 09:31
強迫や幻影など自身の精神疾患を各種芸術に昇華させ、前衛的な様式を構築してきた91歳のアーティスト、草間彌生さんが新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界の人々に捧げる詩を書いた。
15日(現地時間)、草間さんの専属ギャラリーDavid Zwirnerなどによると、草間さんは現在の状況について「不幸を乗り越えるための勝負の時」、「計り知れない魔物と戦ってやる」などと表現した。
草間さんは「我々の念願の彼方に輝く絶大なる希望を、いつも願ってやまない/その光こそ来たれ/それは我々が待ち望む大いなる宇宙の輝きである/人々が暗黒の世界に退けられてしまっている今こそ、世界の中で広がった希望の極地に、神よ来たれ」とし、続けて「最愛の人間たちの一人一人、その歴史の中で/今こそ我々の魂への愛の讃歌を求めていこう」とし「この歴史的な脅威の中に、刹那に輝いた素晴らしい未来を歌いあげたいと思わないか」と記した。