韓国、新型コロナの余波による国防費削減でF-35A戦闘機導入に遅れか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.16 18:50
韓国政府は16日、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急災害支援金の財源確保に向け7兆6000億ウォン(約6680億円)規模の追加補正予算案を編成し、F-35Aステルス戦闘機事業などが含まれた国防費の一部を削減することにした。
この日の臨時閣議で確定した「2020年度第2回追加補正予算案」により減った国防費は総額9047億ウォンで、政府官庁の予算削減のうち最も多くの部分を占めた。削減対象に上がった防衛力改善費は具体的に、F-35A(3000億ウォン)、海上作戦ヘリコプター(2000億ウォン)、イージス艦(1000億ウォン)事業などだ。