「最後のとりで」4月末5月初めのGWも消えた…韓国旅行・宿泊業界は涙(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.14 11:47
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)による被害で旅行・宿泊業界が崖っぷちに立たされている。今月の旅行需要がないともいえる中で最後のとりでとされてきた今月30日「釈迦生誕日」から来月5日「子どもの日」につながるゴールデンウィーク(GW)の実績まで不透明になっている。海外旅行が事実上禁止されているうえに政府の社会的距離確保という勧告も続いているためだ。
13日旅行業界によると、業界1位と2位であるハナツアーとモドゥツアーの4月と5月の予約率は前年同期より99%以上減少した。特に、GWの期間も新規予約自体がほぼなく、事実上開店休業という意味だ。
旅行業界関係者は「海外旅行の場合、予約はもちろん、取り消しの問い合わせさえない状況」としながら「すでに多くの顧客が旅行を取り消したうえに、海外に出られる航空便もないため旅行会社の立場では今年のゴールデンウィークシーズンはないとみている」とした。