すでに外国人入国者は減るだけ減ったが…韓国政府の後手に回った入国制限、効果は疑問
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.09 20:00
韓国政府が9日、新型コロナウイルスの海外からの流入を防ぐために「外国人入国規制強化措置」を発表したが、実質的な防疫効果を上げるのは難しいだろうという指摘が出ている。
今回の措置の核心は5日までに外国人に発行された90日以内の短期査証(ビザ)の効力を13日から停止することだ。
実効性に疑問が提起されるのは、すでに観光・出張目的の短期滞在外国人の入国者数が大幅に減ったためだ。法務部によると8日の外国人入国者は合計1510人。このうちノービザ入国が342人、短期ビザが100人で、短期滞在外国人は29.2%の442人となった。残りは90日を超過する長期滞在外国人だった。