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【コラム】コロナ事態であぶり出された西側先進国の素顔(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.09 14:21
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◆残念な公共医療システムと市民意識

西側先進国の残念な素顔はそれだけではない。トイレットペーパーの袋を互いに我先に買いだめるためにスーパーで肉弾戦を繰り広げ、陳列台が空っぽになるほど買い占める場面は、先進国とは言い難い見慣れない一面だった。外出自粛と社会的距離の確保を呼びかける政府の訴えを市民が自発的に従っていれば、強制力を動員して国家がほぼすべての移動と営業を制限・禁止する「ロックダウン(lockdown)」事態まで進まなかったかもしれない。個人の自由に執着して自宅軟禁を自ら招いた格好だ。

 
「我々は完全に統制している」というドナルド・トランプ米大統領の豪語は白々しい虚言として現れた。「インフルエンザのように多くの人々が罹患したら消えるだろう」と話していたボリス・ジョンソン英国首相は新型コロナにかかって集中治療室のベッドの上に横になっている。米国と欧州先進国が身近に迫った危機をかわそうと考える余裕もない合間を利用して、一息ついた中国は世界を相手にコロナ外交に拍車を加えている。コロナ危機を機会として活用し、ソフトパワーを備えたグローバルリーダーシップを確保しようとする腹積もりだ。

◆コロナ事態で先進国の基準が変わる可能性も

コロナ以降の世の中は今と大きく変わるのははっきりしている。その時、世の中はどのような様相を呈しているだろうか。超強大国・米国の地位とパワーはコロナ以降も変わりなく維持することはできるだろうか。グローバル供給チェーンが打撃を受けた状況でも、中国はスーパーパワーで台頭を続けることはできるだろうか。中国が米国を凌駕する超強大国地位にのぼる可能性は。コロナ事態で機能不全を見せている欧州連合(EU)は、コロナ以降も存続できるだろうか。コロナ危機で比較的善戦している韓国や台湾、シンガポール、香港が東アジア新興先進国に仲間入りする可能性はないだろうか。

コロナパンデミックは目に見えないウイルスを相手にすべての国が共に戦う第3次世界大戦だ。すべての国で完全に終わるまでは終えることができない戦争だ。全世界が力を合わせて、互いに助け合ってこそ終わらせることができる。誰がうまくやって、誰がそうできなかったのかをあれこれ言うのは時期尚早であるうえに意味もない。それでも戦争序盤に西側先進国が負った惨たんたる被害はいつまでも傷として残るだろう。

【コラム】コロナ事態であぶり出された西側先進国の素顔(1)

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