【コラム】80年代と違うコロナ発の「3低現象」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.09 10:02
1980年代後半、檀君以来の最大好況を牽引した原油安・低金利・ウォン安の「3低現象」が再び訪れたが、歓声の代わりに喚きばかり大きくなっている。
現在の国際原油価格は18年ぶりの安値水準で、韓国銀行の基準金利は過去初めて0%台時代を開き、ウォンの価値は下落傾向が続いている。原則的には輸出依存度が高い韓国経済に好材料にならなければならない。原油価格と金利が低ければ企業の生産費用が減ることになり、家計の消費余力は大きくなる。ウォン安で韓国製品は価格競争力まで備えることになるためだ。