韓国文化財庁、日帝強占期に消えた徳寿宮大漢門前の月台を復元へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.08 18:36
大韓帝国時代に皇宮として使われた徳寿宮(トクスグン)の正門、大漢門(テハンムン)前の「月台」が1世紀ぶりに復元される。
文化財庁宮陵遺跡本部は8日、「日帝強占期に失われた徳寿宮大漢門の月台を再現する設計を7月までに終え、来年までに復元を終わらせる」と明らかにした。
月台とは宮廷の正殿、廟壇、郷校など主要な建物の前に設置する広い基壇形式の台を称する。徳寿宮大漢門のほかにも景福宮(キョンボックン)の光化門(クァンファムン)、昌徳宮(チャンドックン)の敦化門(トンファムン)など宮廷の正門と徳寿宮の中和殿(チュンファジョン)、景福宮の勤政殿(クンジョンジョン)など主要な正殿に設置された。周辺より若干高く作り建物の威厳を高める役割をした。