集中治療室に移った英首相、コロナで初の「首相空白」に世界が衝撃(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.08 09:47
英国のボリス・ジョンソン首相(55)の新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の症状が悪化し、英国がリーダーシップ危機に直面している。英首相官邸の報道官は6日(現地時間)、ジョンソン首相がロンドンのセント・トーマス病院集中治療室(Intensive care unit)に入院した事実を伝えて「医療チームの助言により助けが必要な場合に備えるための予防措置」と説明した。7日のブリーフィングでも「安定した状態だ。肺炎ではない」と伝えた。
BBC放送などはジョンソン首相が呼吸困難で酸素治療を受けたが意識はあり、酸素呼吸器を挿入していないと伝えた。英紙タイムズも病院関係者の言葉を引用して「一般的に集中治療室患者が受ける酸素量(15リットル)より少ない4リットル分の酸素治療を受けた」と伝えた。だが、同じ記事で、ロンドンカレッジ映像医学科のデリック・ヒル教授は「ジョンソン首相がこの時点で重篤(extremely sick)であることは疑いの余地がない」と明らかにした。