東京、経路不明の20~40代の感染者急増 「NYの初期様相」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.06 07:13
日本の新型コロナウイルス(新型肺炎)の感染者数が大きく膨み、東京が米国内の最大ウイルス拡散地であるニューヨークの前轍を踏みかねないという警告が出ている。
神戸大学医学研究科感染症内科教授の岩田健太郎氏は4日(現地時間)、米CNN放送のインタビューに対し、スペインやフランス、イタリア、ニューヨーク市で始まった感染爆発が東京でもすぐに起きそうだと明らかにした。岩田氏は「政府がウイルス拡散の防止に十分な対策を講じていない」とし「検査をさらに実施していく必要がある」と強調した。しかし、日本保健当局は新型コロナウイルスの可能性が低い人々を検査するのはリソースの浪費となる可能性があるとの立場を示している。読売新聞は、陽性判定を受けた50代女性の証言を通じて、発熱など症状があるにもかかわらず、相談窓口につながるまでに2日がかかったほか、体調不良を感じるようになってから6日を過ぎてようやく検査を受けたものの、濃厚接触者を対象に診断検査をしなかったと5日、報じた。