俳優チャン・グンソクのファンクラブが、彼の母親に関連した税務調査事案に対して遺憾を表しながら、チャン・グンソクに対してこれまで通り支持するという意思を明らかにした。

俳優チャン・グンソクの公式ファンクラブ「Ｃｒｉ－Ｊ」側は３日、「チャン・グンソクの母親に関連した税務調査事案に対して正式に遺憾を表わします。チャン・グンソクの母親が代表を務めるｔｒｅｅ　Ｊ　ｃｏｍｐａｎｙと決別して、新しい事務所を通じて活動準備をしているという発表に全面的な支持を送ります」と口火を切った。

引き続き「チャン・グンソクは公式立場を通じて母親関連の事案に対して明確な事実関係を明らかにすると同時に、断固たる意思を表明をしました。それでも悪意のコメントや無分別で陰湿な攻撃、誹謗コメントが量産されていて遺憾を禁じ得ません。現状況を到底見逃すことはできないと判断し、チャン・グンソクに対して深刻な名誉毀損を与えるような掲示物を対象に善処なく法的対応を取っていきます」と付け加えた。

Ｃｒｉ－Ｊは２０１２年、俳優チャン・グンソクのデビュー２０周年を記念して発足し、ボランティア団体を通じて７年間奉仕活動を行っている。毎月、社会福祉センターである明洞（ミョンドン）南山院（ナムサンウォン）と捨て犬・捨て猫保護センターの抱川（ポチョン）エシンドンサンを訪問してボランティア活動を続けている。毎年チャン・グンソクの誕生日記念写真展を開催、入場収益金全額を福祉機関４カ所に寄付している。２０１２年から２０１８年までの同写真展の収益寄付金累積総額は４億４０００万ウォン（約３８６７万円）となる。Ｃｒｉ－Ｊ側は「チャン・グンソクはこれまで、韓国、モンゴル、フィリピンなどで聴覚障害児童支援、坑がん治療医療費支援、水害被災民支援、母校奨学金寄付など地道に善良な影響力を行ってきたことに参加した結果」と強調した。

これに先立ちチャン・グンソクは、母親の数十億ウォン台の脱税容疑に関連し、「母の独断的な経営により起きたこと」としながら「家族経営、１人所属事務所という理由で非難を避けてはいけないことなので、繰り返し謝罪を申し上げる。本業だけに専念していたため、母から資金運営に対して一切共有されておらず、このような事実を全く知らなかった。今回のことで家族として信頼まで失った」としながら、家族経営に対する深刻な問題を認知し、軍入隊と同時に独立することを決めて、新事務所の設立を準備しているという立場を伝えていた。