賃貸料0ウォンでも店は入らず…東大門が泣いている=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.04.02 11:12
「なんとか持ちこたえてきたが、本当にみんな出て行っている。幽霊商店街になっている」。
先月30日午後、ソウル東大門(トンデムン)複合ショッピングセンター「グッドモーニングシティ」3階の男性服売り場。明かりがついた店舗よりも空いているスペースがが多かった。まだ、女性服を販売する1-3階はましな方だ。残りの階数はがら空きで、店舗が残っていても休業状態だった。3階の隅にある洋服直し場の周辺さえも空き店舗のため暗かった。洋服直し担当者は「もともと景気が良くなかったが、コロナのために外国人も全く来なくなった。本当に飢えて死んでいくようだ」と訴えた。衣類売り場の不況のため業種を変更してフロア全体をバーチャルリアリティ(VR)テーマパークに改装した4階もまっ暗だった。
空き店舗が多いため賃貸料が0ウォンのところも多い。店舗(3.3-3.5平方メートル)当たり15万ウォンの管理費でも受けるためだ。一時は2億ウォン(約1730万円)を超えていた店舗売買価格(1階基準)も数千万ウォン台に落ちた。それでも買い手はない。グッドモーニングシティだけの話ではない。ミレオレなど近隣の複合ショッピングセンターはすべて似た状況だ。江辺(カンビョン)と新道林(シンドリム)にあるテクノスーパーも同じだ。