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韓国保健当局「空港入国有症状者、一日300~350人…20~30人陽性」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.30 16:01
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韓国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の海外流入事例が増加する中、入国者のうち有症状者が毎日300人余りに達することが確認された。

30日、疾病管理本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)中央防疫対策本部長は定例会見で「最近、世界的に新型コロナが拡散しながら入国当時に有症状を示す比率が非常に高まった。海外で(新型コロナが)流行していない時は一日40~50人程度の有症状者の検査をしたが、陽性を確認する事例はほぼなかった」とし「ところが最近、各国家での地域社会感染が拡散しながら、入国当時の有症状者中の陽性率が非常に高まっている。本人が新型コロナに対する懸念のため、有症状を申告する比率も非常に増加している」と話した。当局によると、最近、有症状者申告件数は一日300~350件に達する。鄭本部長は「このうち20~30人程度が感染が確認されている」と説明した。疑い症状を示す入国者10人中1人の割合で感染者がいるということだ。

 
現在、検疫過程で疑い症状を示す入国者は空港選別診療所で検体採取をした後、別途の臨時隔離施設で結果が出るまで1泊2日間待機している。結果で陰性が確認されれば入国できる。

検疫段階で感染が確認された事例は21日に6人発生して以降、欧州発入国者検疫を強化した22日から30日まで連日二桁単位で出てきている。

当局は現在一日平均入国者は7500~8000人水準だが、今後さらに減ると見通した。鄭本部長は「他国家で入国制限などの措置を取っていて、我が国から出て行く出国者もあわせて減少しているので、一日およそ7000人前後程度になると推算している」と話した。

30日基準で新たに感染が確認された海外流入者は29人だ。国別には欧州12人、米国16人などだ。1人はインドネシアから来た入国者だ。検疫過程で13人、地域社会で16人それぞれ確認された。国籍別では内国人が27人でほぼ全体を占める。これで現在までの累積海外流入感染者は476人に増えた。

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    2020.03.30 16:01
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    仁川国際空港。 ビョン・ソング記者
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