【コラム】中国武漢のトラウマ、今がその始まりだ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.30 15:10
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湖北仙鶴湖墓地は新型コロナの感染で死亡した武漢市民に1000個の墓地を無償寄贈すると明らかにした。[仙鶴湖墓地ホームページ]
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)の震源地である中国武漢の市内通行が25日、再開された。都市間の移動は4月8日から可能だが、武漢の活動再開はそれ自体が中国の「コロナ戦争勝利」tとして「包装」された。
だが、最大被害地である武漢の死亡者数は2538人(29日現在の公式統計)に達する。少なくとも1万人以上の人々が近しい家族を失った苦痛を味わっているといえる。累積感染者5万6人のうち4万人余りが完治したが、身体的な後遺症が残ったケースも少なくない。武漢の人口は1018万人(2018年基準)でソウル(973万)と似ている。