中国が新型コロナウイルス感染症（新型肺炎）の海外流入を防ぐために強力な外国人入国制限措置を施行する。

中国外交部と国家移民管理局は２６日夜１１時（現地時間）、従来の有効なビザと居留許可を持つ外国人も２８日０時から入国できないと明らかにした。

これは措置施行を一日前にして電撃的に発表されたものだ。これに伴い、海外同胞や留学生など中国に長期滞在してしばらく出国していた外国人は当分中国に戻ることができなくなった。

ただし、外交と公務ビザの所持者は影響を受けない。また、経済貿易・科学技術活動・人道主義的理由などで中国訪問が必要な外国人は各国中国公館に別にビザを申請する必要がある。

同時に、中国はすべての外国航空会社に対して中国路線をただ一つだけを運営し、一週間に一度だけ往来する措置を取った。

中国航空会社も各国ごとに一つの路線だけを運航することができ、運航回数も週１回を超過できない。

この規定は２９日から適用される。

民航局は「外部から新型肺炎の流入リスクを断固として抑制するために国務院の業務指針に従って国際路線の運営回数を減らすことになった」と明らかにした。