韓経:アシアナ航空、来月全職員無給休職へ…現代オイルバンクは役員給与20%返納
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.25 13:45
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)のために需要減少で困難を強いられている航空・製油企業が相次いで非常経営に入っている。
現代オイルバンクは24日、カン・ダルホ社長をはじめ50人余りの全役員が給与の20%を無期限返納して、経費予算を最大70%まで削減する内容の非常経営体制を宣言した。会社関係者は「役員給与返上は象徴的な措置だが、経費予算の削減を通じて今年500億ウォン(約45億円)以上の費用を節減する」と説明した。
アシアナ航空も来月全職員が15日以上の無給休職に順次入り、休職対象者を組織長まで拡大するとこの日発表した。役員の給与返上率も従来の50%から60%に、10%ポイントさらに増やすことにした。今回がアシアナ航空の3回目の自己救済策だ。会社関係者は「新型コロナで1年前より国際旅客路線が85%縮小し、来月の予約率も前年同期比90%も減った」とし「危機克服が最優先なので格別の措置を講じるほかない」と伝えた。