米国の浮揚策への期待でKOSPI4%急騰…ウォン相場1ドル=1230ウォン台
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.25 11:07
韓国総合株価指数(KOSPI)が4%ほど急騰し取引時間中に1670を回復した。対ドルのウォン相場も2日連続で上昇の流れを見せた。
25日午前9時35分現在でKOSPIは前日より60.39ポイント(3.75%)上がった1670.36を記録している。指数は前取引日より58.22ポイント(3.62%)上がった1668.19で取引を開始した後、小幅に上下しながら推移している。個人投資家が4800億ウォンほど株式を買い入れて指数を引き上げている。外国人投資家と機関投資家はそれぞれ400億ウォンと4400億ウォン相当を売り越している。時価総額上位銘柄はほとんどが上昇している。サムスン電子が前日より3.94%上がっており、SKハイニックスが3.94%、サムスンバイオロジックスが1.26%、ネイバーが0.96%、LG化学が6.6%など一斉に急騰傾向を見せている。KOSDAQ指数は前日より3.56%上昇した497.49を記録中だ。
米国政府が推進する大規模財政浮揚策に対する議会通過への期待で危険資産に対する投資心理が回復したものと分析される。米上院は近く最大2兆ドル規模の景気浮揚パッケージ法案を処理すると予想される。これに対し昨晩ニューヨーク証券市場も急騰した。ダウ平均は11.37%急騰し、1933年から約87年ぶりに最大の上昇率を記録した。S&P500指数(9.38%)とナスダック指数(8.12%)も大幅に上がった。キウム証券のソ・サンヨン研究員は、「米国の財政支出合意が差し迫っている。米国のエネルギー・航空業種に対する支援がなされるという点を考慮すると、米国発の信用リスクが緩和されるだろうという期待が大きくなるだろう」と話した。