韓経:韓国政府、20年以上かけたスマート原発開発に「急ブレーキ」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.25 09:15
韓国原子力研究院が2012年に世界で初めて開発した「システム一体型原子炉(SMART)」の次世代型開発事業にブレーキがかかったという。国政課題として推進している脱原発政策が影響を及ぼしたという指摘が出ている。
政府と原子力界によると、原子力研究院が1997年に開発に着手し、2012年に標準設計認可(SDA)まで取得した小型原発の改善事業が難航している。未来型原子炉を高度化するのに少なくとも2000億ウォン(約180億円)がかかる見込みだが、今年の予算は35億ウォンにすぎないからだ。政府は5年にかけて最大250億ウォンを支援するという計画だ。