「韓国の今年の成長率、通貨危機後初めてマイナス」…外国で悲観的な展望
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.23 08:07
新型コロナウイルスの感染拡大で韓国経済が「国際通貨基金(IMF)危機」以降初めて年間でマイナス成長をするという悲観的な見方が出てきた。年間基準で韓国がマイナス成長した事例は1998年のアジア通貨危機(-5.1%)と1980年の第2次オイルショック(-1.6%)だけだ。
22日のブルームバーグによると、英国経済分析機関キャピタルエコノミクスは韓国の2020年の実質国内総生産(GDP)増減率を-1.0%と予想した。2月末の予測値は1.0%だったが、わずか1カ月間で2%ポイントも引き下げた。
実際、韓国の今年1-3月期のマイナス成長(前期比)は既成事実化されている。日本の野村証券は韓国の1-3月期の成長率をー3.7%と最も悲観的に予想し、英オックスフォードエコノミクス(-1.4%)とバークレイズ(-1.3%)も否定的にみている。韓国の洪楠基(ホン・ナムギ)副首相兼企画財政部長官も今年1-3月期について「マイナス成長を排除できない」と述べた。