「中国感染者2000人の血液型見るとA型がO型に比べて感染に脆弱」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.18 10:01
新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に血液型が影響を及ぼす可能性があるとの主張が中国から提起された。A型が相対的に感染に脆弱な反面、O型は感染リスクが比較的少ないという内容だ。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)は17日、武漢大学中南病院証拠基盤仲介医学センターの研究チームが、武漢と深センで新型コロナ陽性判定を受けた患者2000人以上の血液型パターンを分析してこのような結果を得たと報じた。研究結果は医学分野のプレプリントサーバー(論文公開サーバー)「medRxiv」に今月11日に登録された。
研究チームを率いる王行環(Wang Xinghuan)博士は「血液型がA型の人々は感染の可能性を減らすために特に強化された措置を取る必要がある」とし「A型グループの新型コロナ感染患者の場合、より一層注意深い監視と積極的な治療を受けなければならない場合もある」と説明した。