毎年2倍に成長するフォルダブルOLED市場…サムスンディスプレイ独走体制
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.03.16 13:50
フォルダブルフォン(折りたたみ式スマホ)に搭載される有機発光ダイオード(OLED)パネル市場が数年間急成長するという見方が出ている。当分はサムスンディスプレイの独走が予想される中、中国企業も追撃している。
英国の市場調査会社オムディアは15日、「フォルダブルフォンに搭載されるOLEDパネルの出荷量が2026年まで年平均93.9%成長するだろう」と予想した。オムディアはフォルダブルフォン出荷量が今年の390万台から来年は1090万台、2022年には2090万台に増えると予想した。さらに2026年には7310万台まで増加すると見込んでいる。フレキシブルOLED市場でフォルダブルOLEDが占める比率は今年の1.3%水準から2026年には11.3%まで拡大するという見方を示した。
オムディアによると、昨年10-12月期のサムスンディスプレイのフォルダブルOLED市場シェアは89.6%。サムスンディスプレイは昨年下半期のサムスン電子の最初のフォルダブルフォン「ギャラクシーフォールド」から供給している。今年に入ってサムスン電子は2番目のフォルダブルフォン「ギャラクシーZフリップ」を出した。Zフリップはシワが少なく透明な超薄型ガラスを搭載した。